
家づくりのきっかけは、どんなことでしたか?
「以前は福山市内のアパートで暮らしていましたが、子どもが小学校に入学するのを機に年まわりなども見てもらい、家を建ててもいいと出たので、そこから情報収集を始めました。大手ハウスメーカーとFPを扱う地元工務店さんとを比較して、住みやすさを重視し、最終的に『FPの家』に決めました」と語るご主人。
とはいえ、工務店さんとのご縁は“土地探し”から始まったとか。
「たまたま情報誌で工務店さんの持っている土地の格安物件を見つけ、問い合わせの電話をしたのがきっかけです。そうしたらFP担当者が熱心に 『FPの家』を勧めてくれまして…」
「FPの家」についてはご存じでしたか?

「1軒目のアパートが工務店さんのすぐそばだったので、通勤途中にFPのマークを見ていましたが、『FPの家』の構造や断熱についてはほとんど知りませんでした。ただ、私は仕事(電気工事業)の関係で、だいぶ以前にたまたま“高気密・高断熱の講習会”に行ったことがあるんです。今回『FPの家』に出会って、その時の断熱の話を思い出し、夏涼しく冬あたたかいというのは魅力的に感じましたね。それに、家が100
年もつことや地震に強いことなど、そういうものがすべて満たされているのが、僕がまず心を傾けた理由ですね。
でも彼女(奥様)の方はどっちかというと、大手ハウスメーカーのおしゃれなパンフレットに惹かれたところもあって…」
横では奥様が、含み笑いをされていらっしゃいます。
「それで、見た目(内装)と構造の部分でどうなんだろうといろいろ話し合った結果、FPの構造で、見た目を大手ハウスメーカーのようにしてもらえばいいじゃないかという結論に達しまして、自分たちの希望する内装をかなえてもらいました」
今度は奥様も“納得の笑顔”のように見えます。
お二人の家づくりに対するご希望は…?
「リビング階段にして、子どもの気配が感じられるような家にしたかったんです。また室内も外観もゴテゴテと飾るのはやめて、人から見てどうかではなく、とにかくシンプルに、自分たちが住みやすい家にしようと考えました。
それと…私は電気屋なんで、照明や配線などの電気関係の工事は、すべて私の勝手にさせていただきました。リビングのスピーカーも最初はつける気はなかったんですが、加工から何から自分でして、職人さんや作業員の人と配線のことなどを(現場で)相談しながら決めていきました」と、ご主人はその頃を思い出して楽しそうな表情に。
「私の希望はキッチンだけです。前のアパートは壁に向かって作業をしなければならず、みんなに背を向けていなければならなかったので、新しい家では対面式にしたくて。それだけは絶対に譲れませんでした」と、これまでは言葉少なだった奥様の静かな主張です。
以前の暮らしと何が変わりましたか?

「前はファンヒーターを使っていたので、廊下や風呂場は寒かったんです。風呂上がりには子どもがなかなか服を着ないし、身体もきちんと拭かないし。それで『拭きなさい、着なさい』とよくガミガミ言ったものですが、今はそれがなくなりました。口うるさく言う必要もなく、気持ちに余裕ができましたね。それに帰宅して玄関に入ったとたんに、冬はあったかいし夏は涼しいのは、やはり感動です」とは、ご主人の実感のこもった言葉です。
「オール電化にして、初めは電気代が気になったんですけど、実際の金額を見て、ガスとの併用よりずっと安いことを実感しました」とは、S家の大蔵大臣である奥様のお言葉。
「(オール電化は)安全の点も含めて考えると、お金だけの問題じゃないような気がしますしね。それにしても安いですよ。電気工事をしていると、よくわかります」と専門家の御墨付きです。
家づくりで苦心なさった点はありますか?
「最初から家に囲まれているこの土地をあえて選んだので、外観をあまりこだわらないかわりに、できるだけ陽光を取り入れたいと考えました。それで家の模型を自分で作り、夜に懐中電灯を持って、夏冬の太陽の高さや角度を考えながら窓に光をあて、どれくらい光がさしこんでくるのかをシミュレーションしました」とご主人。
「思いがけず明るいお家になりました。とくに2階は奥まで陽がさしこみますし。敷地を見ただけでは想像できないほどですね」と、工務店の担当者もご主人の熱心さに脱帽です。
懐中電灯を持ち出した時の奥様の反応は?
「また何か始めたな…という感じごでしたね(笑)。でも、思ったより冬もよく陽が入って、明るくて快適ですよ」と満足げな奥様。
「でしょ、でしょ!」と、勝ち誇ったようなご主人です。
ご主人にとっては、納得のいく家づくりだったのですね。

「大手ハウスメーカーの家はデザインも決まった形で何かしら違和感がありました。 (FPの)工務店さんは、担当者の存在でとても身近に感じたんです。何かあったらすぐに来てくれそうだったし、予想していた通り、住み始めてからも松尾さんにはしょっちゅう来ていただいています。それで納得できる家もできあがったと思うんです。大手メーカーは対応もマニュアル通りで、部門ごとに担当者が変わり、電気工事もこちらの自由にはさせてもらえま
せんからね。見積りだって大ざっぱで大丈夫かなって感じでした。でも(FPの)工務店さんは細かくきっちりしてましたしね。誠実な工務店だなとつくづく感じました。やっぱり信頼関係が大事ですよね。家は建てて終わりじゃなく、工務店さんとはこれからもずっと長くおつきあいするわけですから」と、ご主人は担当者の人柄にすっかり惚れ込んでいる様子です。